温詞(あつし)によるソロプロジェクトで、アニメ『ギヴン』の主題歌や劇中歌を手がけたことで、アニメファンを中心に知られるようになった。作詞・作曲・サウンドプロデュースをすべて一人でこなし、さらに櫻坂46や日向坂46への楽曲提供も行うなど、多才ぶりを発揮している。
そんなセンチミリメンタルのワンマンライブが、本日Zepp Hanedaで開催された。チケットはソールドアウト。かく言う私も今回が初めてのライブだったが、気づけばあっという間の2時間だった。
会場に集まった多くの人が、おそらく『ギヴン』をきっかけにセンチミリメンタルを知ったのだろう。でも、彼の才能をそこだけにとどめておくのは、あまりにも惜しい。
演奏の完成度、温詞の表現力、そのすべてが既に大きなステージに立つ準備が整っていることを証明していた。(古閑英揮)