昨年1月の日本武道館ワンマンで「Kroiもついにここまで来たか」と感慨深くなっていたのですが、そこからなんとわずか1年でアリーナワンマン開催という快進撃っぷり! 先鋭的な音楽性でシーンに新しい風を吹かせ続けるKroiが、アリーナワンマンで自分たちのライブをどのように進化させるのか。そして、5人はそこでどう感じるのかを活字として刻んでおくことは、日本のエンターテインメントの可能性を切り開くうえでとても意味があることだと思い、JAPANはレポート&インタビューによる密着取材を実施しました!
実際のライブを観て自分がどう感じたのかはレポにたっぷり書いたのですが、端的に言うと冒頭の“HORN”“Psychokinesis”でKroiのライブの戦い方が「変わった」ことに興奮し、フィナーレの“Fire Brain”“Juden”でKroiの「変わらなさ」に感動したライブでした。
ライブ終了後ほやほやに収録したインタビューはてっきり興奮さめやらぬ内容になるかと思いきや、Kroiはもう次の景色を見据えていて、そのかっこよさにシビレたり、でもやっぱりボケるのはやめられないサービス精神に笑ったり。アリーナワンマンで見せた「変化」と「不変」の理由を5人の言葉からたっぷり実感しました。
今回リハも観させてもらったのですが、スタッフしかいない環境でも彼らはボケまくっていて、“Monster Play”でギターソロを披露した益田さんのMCのくだりは、千葉さんが女性司会者風の口調で「益田さん、本業はドラマーということで、次は益田さんのドラムでお聴きください。“明滅”」と曲紹介を入れる、という本編とはまったく違う流れを見せていた……というのをここに記しておきます(笑)。
「行けるとこまで行く」Kroiが新たな旅に足を踏み入れたアリーナワンマンのすべては、2月28日発売のJAPAN4月号に掲載! 楽しみにお待ちください!(畑雄介)
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