Lillies and Remains

Lillies and Remains

今日、渋谷クアトロでニールズ・チルドレンの来日公演と対バンしたLillies and Remains。6月3日にファースト・アルバム『Part of Grace』をリリースしたばかり。日本のシーンにおいてはあきらかに「異形」なバンド。というか、どっから聴いても「洋楽」。山崎が、ある日突然、編集会議に音源を持ってきてラジカセで流しながら「高校ん時、ずーっとこんなん聴いてたよなあ。なあ、井上」とふってきた。えーとザ・キュアーとかジョイ・ディヴィジョンとかバウハウスとかバースディ・パーティーとかエイリアン・セックス・フィエンドとかのことでしょうか? 確かに時空を超えてつながっている。びっくり。とはいえ、このバンドを取り上げよ、という総編集長命令なのか、若手編集部員を洗脳しているのか、黒い思春期に耽溺しているだけなのか、一瞬判断に困った。

とにかく、この一点突破な迷いのなさがカッコいい。アンダーグラウンドだけどポップ、ミニマリズムの中に攻撃的なリズムとメロディのダイナミックさがある。JAPAN次号のニューカマーで紹介しているのでチェックしてみて下さい。(井上)
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