先週木曜は、フジファブリックのデビュー５周年ツアーのセミファイナルを観に、新宿にある東京厚生年金会館へ。

まるでファン感謝祭のような、アットホームな雰囲気の中、まずは、メジャーデビュー曲“桜の季節”から。その後は、シングルのカップリングやアルバム収録曲が披露されるなど、かなりコアでディープな選曲。このバンドの不可思議さが、どっぷりとわかる内容でした。
個人的には、志村がPUFFYに提供した曲“DOKI DOKI”を初めてライブで聴いたのですが、キャッチーでキュートで良かった。明らかにフジファブリックの曲とはまた違った魅力があるので、今後も他アーティストへの曲提供はやってもらいたい。

発売中のbridgeでの奥田民生×志村正彦対談で、「来年夏に大きなライブがあって、そこに民生さんに出て欲しいとオファーしている」というような話が出ていましたが、そのライブ会場は、志村の地元山梨にある富士急ハイランドであるということが、翌日のファイナルの日に発表された。この場所で民生のライブを見て、中学生の志村は音楽の道を志すことになったという、相当メモリアルな場所です。デビュー5周年を迎え、フジファブリックはさらにスケールアップしていきそう。
ちなみに、年末のCOUNTDOWN JAPANは、12月30日出演です。

デビューからの5年史がよくわかる単行本「東京、音楽、ロックンロール」も絶賛発売中ですので、まだの方は是非。（小松）