PLASTICSのリハーサルに潜入


5月9日大阪noon、12日東京UNIT、そして15日JAPAN JAMを目前に控えたPLASTICS再結成ライヴのリハーサル・スタジオに行ってきた。

スタジオのドアから中を覗き込み、中西俊夫、立花ハジメ、佐久間正英、屋敷豪太のメンバーに、マドモアゼル・ユリア、saori、momoを加った7名が同じ空間に存在しているのを覗いただけで盛りあがる。さらに、コピコピコピコピッとかト・ト・ト・ト・ト・トッシークレッ!とかいうサビが呪文のように耳に飛び込んできた。うわあ。
まさか生で聴けるとは思わなかった。

個々人がすごいキャリアと実績を持つミュージシャンだけに、全員揃うタイミングもかなり貴重、というわけで一度のリハーサルを8時間くらいかけてやるという。そして今日がその2回目。当然ながらものすごい集中力だ。そして、みんな静かにこの状況を楽しんでいるように見える。

コーネリアスもゲストで参加した前回の再結成ライヴが観れなかっただけに、今回は見逃せないと思っていた。それがJAPAN JAM出演が実現するとは、こうしてメンバーを目の前にして、挨拶をしながらも、なんだかまだ信じられない……。

79年、英国ラフトレードからデビュー。ロキシー・ミュージック、ラモーンズ、トーキング・ヘッズ、B-52’sなど、海外ミュージシャンとの交流しながら、わずか2年で解散したPLASTICS。それが、本当に、もう間もなく動き出す。
知ってる人はもちろん、知らない人も、ぜひ立ち会って本物の“COPY”を体験したほうがいい。
(井上)
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