絶賛公開中の映画『ファーストキス 1ST KISS』、もうご覧になりましたか?
脚本・坂元裕二×監督・塚原あゆ子という最強タッグで送る本作は、結婚15年目にして夫(硯駈)を事故で亡くしてしまった妻(カンナ)が、ひょんなことから15年前へと戻れるようになり、夫の死を回避させようと奔走するタイムトラベルラブストーリー。
2月19日発売のCUT3月号には、そんな『ファーストキス 1ST KISS』で夫婦役を演じた松たか子さんと松村北斗さんが登場! ここでは、取材時の松さんと松村さんの空気感が伝わる、インタビューのワンシーンを抜粋してご紹介します。
駈とカンナはどういう組み合わせでもできたと思うんです。同世代の俳優同士でも、女性が年上でも男性が年上でも。(中略)他の駈を知らないので比べようがないですけど、松村くんが駈をやってくださる時点でなんでもOKと思いました。そのまま駈さんとしてそこにいてくれることがベストだから、無理をしないでやってほしいなと。どうしても駈とカンナのシーンが多いので、「あの人とまた現場で会うんだ……」と重い気持ちにさせてしまうような、めんどくさい先輩と思われないといいなと思いながらやっていました(松)
そんなこと思わないですよ! 僕としては、あの松たか子さんを相手に夫婦役なんて──遠慮せずにやらなければいけないという大きなハードルがあったので、とにかく必死でした。必死がすべてというくらい。逆に言うと、松さんに気を遣わせたり嫌な気持ちにさせていなかったらしいとわかって、今、本当に安心しました(松村)
……(微笑む)(松)
(松の顔を見て)……え? 違いました? 気を遣わせてました?(松村)
そんなことないよ! そんなことないです!(笑)(松)
インタビューはもちろん、おだやかで柔らかい雰囲気のままのおふたりを切り取った撮り下ろしフォトも必見です。インタビュアーも思わず「世界をざっくりタイプ分けしたら、『同じ村の人たち』にくくられるふたり」と評してしまうほど呼吸の合っていた取材の様子は、誌面にて全文チェックしてみてください。
何度も繰り返し観たくなる『ファーストキス 1ST KISS』と合わせて、CUT3月号もぜひお見逃しなく!(山下茜)
CUT3月号は現在以下にてご予約可能です。