確かにアコギは持っているけれど、音楽性は対極なんじゃないか……？
発表された時はその組み合わせの異色さに一体どうなるんだろうと驚いたけど、蓋を開けてみればこれ以上ないくらいのハマリっぷりだった！
もはやゲストとかホストとかいう枠を飛び越えて、完全にひとつのバンドとして音楽を鳴らしていたOAU×高橋優。
高橋優が登場して歌い始めた時は観客も様子を見守っている感じだったけど、曲が終わった瞬間には大きな歓声がわき、完全に観客の心を掴んでいた。
高橋優の歌にTOSHI-LOWとマーティンがコーラスを付け、OAUの曲で高橋が全身全霊でギターを掻き鳴らし…という大迫力のステージ。
MCで高橋は、高校時代にブラフマンのカバーをしていたことを明かし会場を沸かせていたが、その後のフロントマン3人の掛け合いもバッチリ息が合いすぎるほどあっていて、爆笑が起こっていた。クイックレポートもぜひご覧下さい。

スタイルは違えど、
目の前の事実から目を背けない、そして真実をとことん追求して聴き手や自分自身に突き付けていく…という表現の根本部分で繋がっている二組。すごく必然性のあるコラボレーションだったのだと観ていて分かった。(福島)