毛皮のマリーズ、武道館ラストライヴを観た

毛皮のマリーズ、武道館ラストライヴを観た

この世にはロックンロールだけが持つ匂いがある。
埃っぽくて、エロティックで、それでいて高潔な匂いだ。
毛皮のマリーズというバンドは、そんなロックンロールだけが持つ匂いを純度100%で放つための装置だった。
今日のライヴでも感傷を押し殺して、そんな匂いだけをひたすら潔くぶちまけて4人は去っていった。

このバンドがなくなったあと志磨遼平という男はどんなやり方であの匂いを追い求めていくのだろう。(古河)
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