よしむらひらくの限定CD-R『2011』リリースプチツアー、ファイナル@下北沢シェルター。
よしむらひらく、だいぶ久しぶりに観たけど、今のバンドはかなりいい感じ。ちょっとモダンな匂いもあって、シンプルによしむらひらくの歌を支えている。
『2011』については前もこのブログで書いた。
http://ro69.jp/blog/japan/61182
唐突にギター1本でかき鳴らされた“海の見える街”は、今まで観たなかでもっとも荒っぽくて、だからこそもっとも迫るものがあった。それだけじゃなくて、今日のよしむらひらくは終始爆発しそうな自分を自分でなだめてコントロールしているみたいな雰囲気があって、それがスリリングだった。
あと、そのひとつ前に出た、京都から来たゆーきゃんも素晴らしかった。淡々としているのに、なんでこんなエモーショナルなんだこの人は。MUSIC FROM THE MARSのメンバーと一緒にやったのだが、歌も、演奏も、あまりにすごくて、途中でトリを務めるひらくくんが心配になった。人が心配しているのを横目に、当のひらくくんはライヴ観て泣いていたらしい。いや、分かるけども。(小川)