全曲セルフアレンジに挑戦し、成長をしっかりと見せつけた森 大翔に、2ndアルバム『Let It Grow』への想いを訊くべく、直撃しました!

全曲セルフアレンジに挑戦し、成長をしっかりと見せつけた森 大翔に、2ndアルバム『Let It Grow』への想いを訊くべく、直撃しました!
森 大翔の2ndアルバム『Let It Grow』がついに完成! 前号では制作途中の本人に直撃し話を聞いたが、今回は完成した本作への手応えと、これからの森 大翔についてたっぷりと話を聞いてきました!

前作『69 Jewel Beetle』から1年半という期間で、大きく成長を見せた森 大翔。『Let It Grow』の1曲目、“I thank myself (for all of me)”からもそれを感じられた。世界大会で優勝するほどのその卓逸したギターテクニックにも注目が集まっている彼の速弾きを経て、サビから始まるかっこいいロックンロールな一曲。つい口ずさみたくなるサビのメロディ、そして全体的にコーラスワークが散りばめられていることで、ライブでもかなり盛り上がる曲に仕上がっていて、その変化にも私は驚いた。

去年の5月にアルバムを出して初めてワンマンライブをやって、そこでお客さんからすごい歓声を受け取ったり、そのあたたかさに触れたという経験が大きかったです。アルバム制作のときもそのライブの空気を思い出すことが何度もありました

作品全体について、そう語る森 大翔。“I thank myself (for all of me)”についての話でも「僕自身がライブで受け取れた愛ですごく救われた経験があったので、それを今度は自分の言葉で、曲で表現したいと思ったんです」と言うほどに、ライブが彼に大きな影響をあたえているようだった。

さらに、今年は数々の大型音楽フェスやイベントに出演してきたことも、制作する上でとてもいい要素になったのだろう。リスナーとのコミュニケーションを意識しながらも、20代に入って感じる森 大翔の心境の変化もしっかりと詰め込まれている本作。アーティストとしてもひとりの人間としてもさまざまな経験を積み、これからどのような表情を見せてくれるのかがとても楽しみだ。

本誌だけでなく、rockinon.comでもインタビューを掲載しているので、合わせてチェックしてみてください。(岩田知大)

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このブライトなポップネス、変幻自在のギターサウンド。森 大翔の新作アルバム『Let It Grow』は多くの音楽ファンに鮮烈にアプローチするものとなるだろう。 森 大翔は技巧的なギターセンスを持ちながら、その才に溺れることなく「ポップ」のフィールドで音楽を発信し続ける稀有なアーティストだ。小…
【インタビュー】ジーニアスなギターとあたたかな歌声で拓く新たなポップの可能性──若きマエストロ、森 大翔が新作『Let It Grow』に刻みつけた「成長」を語る


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