ある時はロックバンドのフロントマンとしてシーンに啖呵を切り、ある時は「歌」に自信を失くし繊細な心情を吐露する。でもそれは決して「一貫性がない」みたいなマイナスなことではなくて、陽報が昨日までの自分に固執せずに常に自身をアップデートしていくストイックさと、悩みも迷いも全部ひっくるめて自分をさらけ出す強さを持っていることの証拠だと思う。
その姿勢は曲にもしっかり出ていて、3月にはピアノが軸になったポップソング“AM”、4月には軽快なギターロックソング“火の花”と対極のようなサウンドの2曲をリリース。そしてこの7月に出した新曲“沼超えて湖”は、いろんなサウンドに挑戦し続けてきたLASTが今こそ辿り着いた「王道直球ど真ん中」な名曲。その“沼超えて湖”について話を聞いた最新インタビューで、陽報は「今やってることで大丈夫だなって、自分を信じられるようになってきました」と少し晴れやかな顔をしていた。
どストレートで戦っていく覚悟が決まったThis is LAST。そして日々変わり続ける陽報の今にJAPANはこれからも迫っていきたいと思う。(畑雄介)
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