福島も書いている「Livemasters CHOICE × HighApps」、僕も行ってきた。
一番手の完全にノンフィクションは、
シンプルなグルーヴが1小節ごとに熱量を上げていくような、
ぐいぐい引きこまれるパフォーマンスが見ものだった。
二番手は東京でのライヴ自体レアな沖縄出身5ピース、Hello Sleepwalkers。
初めて観たのだけど、音源からは想像できないくらいエモーショナルで息を呑む。
MCも含めて、このバンドに「賭けている」感じにぐっときた。
三番手はThe Flickers。福島も書いているとおり、
観るたびにロックとしての強さが宿ってきている。
踊らせる方向にも、熱くフロアを巻き込む方向にも、
どっちにでも行ける自由さはこのバンドならでは。
そしてトリのオワリカラ。
さすがというべきか、最初っから最後まで本領を発揮するいいライヴ。
しかも進化した一面も見えて、新作への期待が膨らんだ。
一見バラバラな4バンドだけど、一箇所に集まるとおぼろげながら見えてくるのは、
ロックの「近未来感」。ユニークかつ、絶妙なラインナップだった。(小川)