tricotが来た

tricotが来た

5月9日にリリースされたセカンドミニアルバム
(にして初の全国流通盤)『小学生と宇宙』が
話題になりまくっている京都の4人組、tricot(トリコ)。
上の写真、右から

komaki♂(Dr)
中嶋イッキュウ(Vo・G)
キダ モティフォ(G)
ヒロミ・ヒロヒロ(B)

です。

音、超かっこいいし、ライヴも凄まじいし、
でも小学生コスプレでアー写撮ってるし、
YouTubeでは「tricot MOVIE」と題して
謎の動画を月イチでアップし続けているし、
その謎の動画もどうやら思い付きでやってるのに
なんだか妙に手が込んでるし、

知れば知るほど、このバンドのことがよくわからなくなってきて、
よくわからなくなればなるほど、かえって音のかっこよさとポップさ
だけが脳みそに刻みつけられていく、そんなバンドです。

今日、取材しました。
6月30日発売のJAPAN8月号「NEW COMER」に登場します。


↑この“夢見がちな少女、舞い上がる、空へ”の
ビデオとか観てもらえればわかると思うけど、
ギターのリフとかドラムの叩きっぷりとか、
もちろんヴォーカルもベースも含めて、
とにかく尖った音を鳴らすバンドである。
でも、それが先鋭化した思考の産物ではなく、
あくまで天真爛漫な、それこそ小学生みたいな生理反応と肌感覚によって
生まれているところがtricot。本当の意味でオルタナティヴ。
なんか、ロックが生まれてくる回路が違う気がする。
『小学生と宇宙』は、それがお客さんに向けて
開かれた音になっているのがいい。

今日東京に来て、明日は仙台でライヴ。
「小学生と行く!SPACE TOUR 2012 梅雨」の初日。
7月5日にはグッドモーニングアメリカ、Applicat Spectra、SAKANAMONとともに
スペースシャワー列伝への出演も決定している。(小川)
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