会心! 溝渕文の初のワンマンライブ

会心! 溝渕文の初のワンマンライブ

渋谷DESEOで行われた溝渕 文の2ndフルアルバム『ボトルメール』発売記念ワンマンライブ。
ワンマンも初、1時間半という長いライブも初という、溝渕にとって初めて尽くしのライブ。

インディーデビューアルバム『Telescope』、メジャーデビューアルバム『アサガタノユメ』、
そしてもちろん最新作『ボトルメール』という3枚のアルバムからの楽曲を、
溝渕が自身のパーソナルストーリーを丁寧に話しながら披露するという、
とてもスペシャルな内容だった。

香川の実家にひっそりとひきこもりながら1年に1曲のペースで、誰に聞かせるわけでもなく音楽を生んでいた始まりから、
RO69JACKで優勝し、溝渕がどう音楽との関係性を濃くしていったかがよくわかった。
これまでにないほど歌が強靭に響いていたし、客席からわきおこる手拍子に、思わず笑顔が零れていたのが印象的だった。

本編でバンドセットで披露した“坂本橋”を、アンコールではひとり弾き語りで再び披露したのだが、どちらも素晴らしかった。
本当に歌に力があるシンガーなんだなあと改めてびっくり。


(小松)
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