FoZZtoneの10周年に赤坂BLITZが沸いた!
2013.09.09 13:49
ブログが遅くなってしまったけれど、土曜日はFoZZtoneの『Reach to Mars』ツアーファイナル@赤坂BLITZに行って来た。
写真は終演後に撮らせてもらいました。
今年で結成10周年を迎えるFoZZtoneは、6月にキャリアの中でも圧倒的にストレートで風通しのいいアルバム『Reach to Mars』をリリースし、また新たなFoZZtone像を更新したばかりだ。
作品によって音楽的冒険と挑戦を繰り返してきた彼らだが、この一夜は10年という彼らの歴史のすべてとこれからの姿をしっかり映し出すような素晴らしいライヴだった。
会場は終始祝祭感に溢れていて、バンドとお客さんの温かいコミュニケーションもほほえましかったなあ。
Vo・Gの渡會は10年を振り返って、「時間が経つにつれて何やってもいいなって(笑)。そんな(温かく見守ってくれる)ファンに恵まれた」と語っていた。
そしてお客さんとの距離をどうしても縮めたかったのか、2回も客席に降りて熱唱していた。
こんなにオープンな渡會の姿も珍しいんじゃないだろうか。
本編ラスト、FoZZtoneの行く道を照射するように《再度、/ロックンロールは行為をプッシュ》と歌われた“Reach to
Mars”はバンドの所信表明みたいで本当に心強かった。
しかし驚きだったのは、アンコールで2006年発売のミニアルバム『VERTIGO』を全曲演奏(!)したこと。
「やります」と渡會が言ったときの客席からの悲鳴、すごかった。
20代前半で作った曲を今の彼らが奏でること、少し彼ら自身もこそばゆそうだったけど、10年というバンドの歴史をひもとくうえでは必然だったんだろう。
FoZZtoneが熟成した音楽の深みがじっくり感じられたひとときだった。
これからもガンガン新しいことをやっていく、と言っていたけれど、まずは同じ結成10周年を向かえるセカイイチとの楽曲制作&対バンイベントが!
詳しくは↓のニュースで。
http://ro69.jp/news/detail/87927
セカイイチとの新曲“リトルダンサー”はこちら↓。
今後のFoZZtoneも要チェックです!(小新井)