ジョージ・ハリスンは世界一可哀相な人


という説があって、以下、その話を涙目に語っていたジョージ・ファン女子の意見です。

「ビートルズの中では、一番年下だったから、
最初は頼れる兄貴達についていこうという感じでよかったんですよ。
でも、段々自我が芽生えてきて、自分でも曲を書くようになるわけじゃないですか。
そこで、選曲会議の時に闘わなければならない相手が、
ジョン・レノンとポール・マッカート二ーなんですよ!
こんな過酷な戦いが、世の中ありますか?

しかも、ポールは高圧的だったろうし、ジョンも皮肉バリバリだったろうし、
もう不憫で不憫で…
リンゴ!早く介抱してあげて! あんたの最大の仕事は、それよ!」

後半は思い切り偏見が入ってますが、前半は思い切り当たっていると思います。
僕も『アンソロジー3』のホワイト・アルバム・セッションで
「ノット・ギルティ」を聞いて感動した時、
「これを没にされて、なのにあの曲(特に名指ししませんが)が入ってるんじゃ、
そりゃ落ち込むわな…」と思った記憶があります。

そういう話題が出てくるのかどうかは知りませんが、彼の生涯を記録した映画
「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」は、いよいよ今週末公開です。