レイ・デイヴィス(ザ・キンクス)最新ライヴ@London Royal Festival Hall♪
2014.09.11 10:30
★一日遅れになってしまいましたが、
9/9(火)の夜はロンドンのサウス・バンクにあるRoyal Festival Hallで「ブリット・ポップの父=レイ・デイヴィス(ザ・キンクス)」の最新ライヴを観てきました♪♪♪
レイ・デイヴィスといえば、
あのデヴィッド・ボウイ(ボウイが歌う”Waterloo Sunset"→http://www.youtube.com/watch?v=TyMGZ5zf3Pk)や、
ノエル・ギャラガー、デーモン・アルバーン、ポール・ウェラー、ジョン・ライドン、ブルース・スプリングスティーンなど、
様々なスタイルを持つ著名ソングライター達がこぞって深い敬愛を抱く「名ソングライター中の名ソングライター」、
「最もブリティッシュな感性を持つ」名ソング・スミスの一人でもある。
(これまで数え切れないほど多くのアーティストを取材してきた筆者も「レイ・デイヴィス/ザ・キンクスが嫌い」と言うミュージシャンにはまだ出会ったことがない)。
つまり「レイ・デイヴィスを知らずしてUKロックを語るな!」と言いたくなるほど”UKロックの権化”みたいな人なのですが、
今年は「ザ・キンクスのデビュー50周年記念!!!」ということもあり、
リイシュー・シリーズ・キャンペーン(1964年~1970年の作品群がデラックス仕様で復刻される)が企画。
で、その第一弾として出るのが9月24日に日本でもリリースされる『Lola Vs. Powerman and the Moneygoround, Part One(1970年作)』。
筆者が観たのは、この50周年を記念してレイが自身のバンドを率い9月7、8、9日にUK各地で行った最新ライヴ「Ray Davies : You Really Got Me」の一環だった。
もちろんキンクスの「あの名曲、この名曲」をほぼ全部網羅した昇天もののセット♪♪♪
↓
☆当日のセトリ。
Ray Davies Live@London Royal Festival Hall, 9th September 2014
1, I Need You
2, Where Have All the Good Times Gone
3, I'm Not Like Everybody Else
4, Tied of Waiting for You
5, Sunny Afternoon
6, Dedicated Follower of Fashion
7, Dead End Street
8, Victoria
9, 20th Century Man
10, Misfits
11, I Heard That Beat Before
12, Rock 'n' Roll Cowboys
13, Till the End of the Day
14, Come Dancing
15, A Long Way From Home
16, All Day and All of the Night
17, Low Budget
18, I'm Not Like Everybody Else reprise
19, Celluloid Heroes
20, Days
Encore
21, You Really Got Me
22, Waterloo Sunset
Encore 2
23, Lola
”You Really Got Me”の前半を「どヘヴィなブルーズ・ヴァージョン」で演奏したり、
”Dedicated Follower of Fashion”を純イングリッシュ・トラッドなフォーク・ヴァージョンで演奏したり、
自身の普遍クラシックの数々を新解釈で2014年のオーディエンスに披露しつつも、
曲間には「各曲の知られざる裏エピソードや失敗談」を独特のブラック・ユーモアで開陳する絶妙な”喋り”場や、
客との「親密なやりとり」が最っ高な♪MCも満載。
Enjoyしすぎて約2時間のセットがあっという間に終わってしまった。
★レポの続き+ここ数ヶ月「ザ・キンクス再結成!?」の噂が各メンバーの「肯定」→「否定」→「肯定」→「否定」を繰り返しつつも、
未だに絶えないレイ&デイヴ・デイヴィス兄弟の近況etcは、また10月1日発売のrockin'on次号で~。
PS.”Waterloo Sunset”の生ヴァージョンにうっとり聞き惚れた直後の帰りに、
会場の真向かいにあるWaterloo Station(地下鉄最寄り駅)に踏み込んだときはなんか無性に感動したな、、、。