ジョン・ライドン「勲章なんか興味ねぇ」

★昨年刊行した新自伝『Anger is an Energy : My Life
Uncensored』のペーパーバック版を5月7日に欧米で刊行したジョン・ライドン先生、

最近WebマガジンNPRとの取材中に、

☆かつては反逆の象徴だったあなたも,
今は「万民に愛される英国の人間国宝/National Treasure」として認識されていることについてはどう思いますか?と訊かれ、
こんな風に応えている。

「(National Treasureという呼び名が)なんか競馬レースの馬の名前みたいじゃん。
これまでにも俺にO.B.E. か
M.B.E.(両方とも大英帝国勲章の種類)を与えたがってる(ザ・スミスやザ・ジャム好きで有名な現英保守党党首&首相キャメロンが、
予てからライドン先生やポール・ウェラーに勲章を与えたがっている、というのはいまや英国内では有名な話)なんて話はよく聞くけど、
返事はノー、そんなもん俺はぜんっぜん興味ないね」

それでこそライドン先生♪♪♪
スターになって富や名声を手に入れると、ついついステイタス・シンボル(勲章はその最たるもの)が欲しくなるのが人情だけど、
R&Rスター=ワーキングクラス・ヒーローが体制側になびき始めたら、その人の人間性自体がお終いですよね。

PS.ちなみに 大英帝国勲章といえば、
これまでデヴィッド・ボウイや先述のポール・ウェラーも何度か勲章をオファーされたにもかかわらず、「丁重にお断りしてきた」という。
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