Suedeのコーチェラ出演危うし!?


★今週末4/16(土)のコーチェラ・フェス出演で、
約18年ぶりのUSライヴを果たすことになっているSuedeですが。

「マット・オスマン(B)のワーキング・ビザ収得が未だにトラブっていて、
今週末のコーチェラ出演に間に合いそうにない。
バンドは現在、急遽4ピースとしてライヴを行うべく猛リハーサル中」

というショッキングな緊急声明が彼らの英公式サイトにUPされている。


そういえば、
★先日ブレット&マットを取材した際も、

「実は今アメリカでのワーキング・ビザを取るのに一苦労してるんだ。
最近のUS入国審査はほんとクレイジーなほど厳しくなったよね、、、」
とブレットがため息混じりに漏らしていた。

今回マットのワーキング・ビザだけが手間取っているのは、
どうやら「マットがかつてUSに滞在していた時期があった」ことが問題になっている模様。

あの9/11多発テロ以降、英国からUSへ入国する際のチェックがやたら厳しくなったことは多くの知人からも聞いていたが、
マットは別にイスラム教徒でもアジア系移民でもないし、
英サセックス出身の「純英国人のロック・バンドのメンバー」。

今回のトラブルは、どう考えてもUS移民局の過剰反応としか思えない。


★既にコーチェラの公式フォーラムでも、多くの米国人ファンによる

「あほか!あのマットがテロリストなわけないだろう。
18年ぶりにフル・ラインアップのSuedeを観れるのを楽しみにしてたのに、、、。
ふざけんな!US移民局!!!」的な投稿がバンバンUPされている。


しかし、初期のバンド名をめぐるトラブルといい(デビュー当時、米国に同名のアーティストがいたことから、
以後USでの活動は”London Suede”と名乗らなければならなくなった)、
93年USツアー中のストレスでバンド内の関係性が更に悪化→バーナード・バトラーの脱退に至った件といい、

「Suedeとアメリカ」の相性はつくづく呪われているとしか思えない、、、。
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