どこまでも大きなメロディと、たくさんの細かな思いと、いくら時が経とうと決して目減りすることのないたったひとつの愛情が込められた曲だ。
すごい曲だ。そして本当に素晴らしい曲だ。
TAKUMAは、「10-FEETの新曲」を作るのに4年かかったのではない。
「この曲」を作るのに4年かかったのだ。
たとえば、作り手の心の中にはたくさんの器があるとして。
その器には色々な大きさがあるのだとして。
そして、それぞれに感情という名前の水滴が徐々に溜まり、溢れた瞬間に「曲」が生まれてくるのだとして。
”アンテナラスト”はTAKUMAという人間の中にあった、もっとも大きな器だったのではないか。
そして、その器に水が溜まり、溢れるのに4年という歳月がかかった、ということなのではないか。
そんなふうにしか思えない。
JAPAN、6月30日発売号のために3人に会ってきた。
TAKUMAの言葉を完全に掲載しようと思う。
高橋美穂さんが早速書いてくれたコラムが泣けて仕方ない。
みんなも読んでください。
http://ro69.jp/news/detail/144208