【今日のチャート8/18】Silent Siren×クボナオキの「ゾーン」

【今日のチャート8/18】Silent Siren×クボナオキの「ゾーン」

シングル
1 ↑  キミとのキセキ Kis-My-Ft2
2 ↑  ピースとハイライト サザンオールスターズ
3 ↑  Fight For Liberty/Wizard CLUB UVERworld
4 ↑  美少女黙示録 バクステ外神田一丁目
5 ↑ 潮騒のメモリー 天野春子(小泉今日子)

アルバム
1 →  予襲復讐 マキシマム ザ ホルモン
2 ↑  I いきものがかり
3 →  Heart Song クリス・ハート
4 ↓  アイシテル シェネル
5 →  Summer Ballad Covers May J.

発売日4日後のチャート。
こうしてほぼ毎日チャートを追いかけているとよくわかるが、アルバムチャートの上位がここ数日ほぼ完全に固定されている。
ホルモンはともかく、ヴォーカルが際立つスタンダードアルバムが上位をキープ、というのはどこか示唆的。
ちなみに6位にはさだまさしのベスト、8位にはユーミンのベストが上昇。

シングルチャートで印象的なのが7位にいるSilent SIren。
彼女たちはずっとトップ10をキープしていて、キャリア最高レベルのヒットを記録中。
”ビーサン”っていう曲なんですが、これがまた非の打ち所のないポップソングで朝とかよく聴いておりまして、そしてなんとも美しいことにカップリングの”Starmine”という曲も同じく夏の胸キュンを地でいく力作なんですね。
作曲は両方ともクボナオキ氏。
デビュー以来、一貫してSilent SIrenを手掛けてきた人ですが、ここに来てのこの異様な高打率はいよいよ「ゾーン」に入った感じがする。
対象の魅力がプロデューサーのポテンシャルを引き出し、結果として名曲を「書かせて」いく、というサイクルは、プロデューサーが固定されることの多いJ-POPの世界にはままありますが、これはそのひとつの例なんじゃないかと。
この素材を輝かせるのに必要なのは、手練手管のギミックではなく、小気味よく走っていくメロディとどストレートなアレンジであるという真っ当なアプローチ。
そしてそれを確実にやる。これもまた職人の腕、だと思います。

”ビーサン”
作詞:すぅ 作曲:すぅ/クボナオキ 編曲:クボナオキ/samfree

”Starmine”
作詞:あいにゃん 作曲:クボナオキ 編曲:クボナオキ/samfree
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