さよなら、また今度ねの新曲”Q”が本当にすごい曲でうれしいというエントリー


最近また異常な頻度で彼らのライヴに通っておりますが、また行って参りました。
さよなら、また今度ね@川崎CLUB CITTA'。

今日はとにかく。
新曲”Q”が聴けた。
ひと言で言うなら、「本当に、この曲を待っていた曲」。
菅原達也の才能がこの上なく発揮された、言うまでもなく素晴らしい、世の中のど本質を突いた曲だった。
むちゃくちゃいい。歌詞が本当に素晴らしい。
いつか、ちゃんと許可をもらってこのブログで全文掲載したいくらい。

話は変わるが、かつて菅野よう子さんにインタヴューさせてもらったときに心底驚いたことがあった。
曲作りにおける感覚の話に関して、菅野さんは「共同体無意識みたいな曲が生まれる瞬間があって、3分の曲が一瞬で、あ、これだ、ってわかるんですよ」と話してくれた。
「その瞬間は時空を超えていて、世の中にすでにある共同体無意識をキャッチするだけなんですよ」と。

なぜ、こんな話をさせてもらったかというと、さよ今の新曲”Q”がまさにそういう曲だからだ。
自分の思いこみなんかじゃないんだ、世の中の空気が教えているんだ、大事なのは重要じゃないということだ、大事なのは自分は自分だということだ――。
共同体無意識という概念をキャッチし、3分のポップソングに変換できるソングライター。
そんなのどう低く見積もってもレアだろう。

今週金曜日にさよ今の新曲がHPで公開されるらしいのですが、それがこの”Q”であるといいなと思います。

写真は終演後のメンバー。
下の映像は、今年9月のワンマンライヴの映像。
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