P・フロイドなんか嫌いだ

P・フロイドなんか嫌いだ

1970年代半ば、そう書いたTシャツを着て、ロンドンの街を歩いていたのが、ジョニー・ロットンだった。そして、そんな彼が鳴らしたのが、ピンク・フロイドの冗長かつ複雑なコード進行の織り成す世界からもっとも遠い、3分足らずの3コード・ロックンロール、つまり、パンクだった。
その意味で、この記事はなかなかに感慨深い。
http://ro69.jp/news/detail/31186


とはいえ、パンクがムーヴメントとなるやいなや、早々にそのシーンから離脱し、ラジカルな実験ユニットPILへと移行したジョン・ライドンでもあったのだからして、というか、セックス・ピストルズそのものが「衝動」というよりは「実験」でもあったということからも、ピンク・フロイドの「前衛性」との親和性はそもそもあったと言えるのだけど。
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする