と呼びたいのが、このNeon Indian。
Alan Palomoのひとりユニットなのだが、昨年リリースしたファースト・アルバム『Psychic Chasms』は、名だたるメディアの年間ベストに顔を出す高い評価。年代もののシンセサイザーが出すチープ・サウンドをブルックリンのラジカルな空気とブレンドした作品で、だからといって刺激よりの音かというとむしろ逆。サンプルにトッド・ラングレンをセレクトしているそのセンスというかマインドがそのままこの80Sシンセで奏でられているような、そんな感じ。ジェントルでインテリジェント、よい意味でイノセントなのだ。
そのNeon Indianの、新曲「Sleep Paralysist」がマイスペースにUP。これがまた、いきなりファーストの世界から次元をひとつ重ねた良作。ぜひ。