Fleet Foxesのロビンがサントラ担当&少し聴けます&お金が足りません
2012.04.27 15:15
Fleet Foxesのロビンのお兄さんが映画を作り、そのサントラをロビンが担当しています。予告編があって、後半で少しだけ曲が聴こえます。来日公演が終わったら、サントラをレコーディングすると言っていたので、その時作ったのがこれなのではと思います。
http://www.kickstarter.com/projects/grandchildren/the-internet-0
Fleet Foxesの来日公演に行った方は忘れないのではと思いますが、ライブ中に後ろに映し出されていた映像を担当したのはロビンのお兄さん、ショーン・ペックノールドです。実は映画の予告編にも彼が出ています(写真)。主人公を演じているのだと思います。
ショーンは、最新ではFleet FoxesのThe Shrine/ An Argument のビデオを作った他、グリズリー・ベアやビーチハウスのビデオなども監督しています。
https://vimeo.com/31464974
それで今回ロビンがサントラを担当することになったのは、ショーンの初の長編。すべてインターネットを使って準備して作るというコンセプトで作っているみたいです。
タイトルはずばり”The Internet - A Blog Cats WTF Universe"。
で、内容は、LOLCatって分かりますか? 猫の写真におもしろコメント付けてウェブサイトを作ったりするのですが。主人公はそのキャプションライターとして最も成功していて、インターネットの急激な普及とともに大成功をおさめるのですが、でも世界には猫のおもしろコメントより先があるはずだとベルリンに旅立ちます。しかし、「自分はなぜここにいるのか?」「神とは何なのか?」「世界の終わりは?」という疑問を抱えて、その答えを見付けに、間違った場所にばかり捜しに行ってしまう男の物語だそうです。脚本はベルリンのバーで3日間で書いたそう。
それで問題は、少しお金が足りないの出そうです。アニメーションの3Dを付け加えたいのと、なんと!弟にギャラを払いたいのと(笑)、サントラで使っているテクノのほうにもお金を払わないといけないのだそう。そのために、15000ドル必要と。インターネットですべて製作するというコンセプトに則り、Kickstarterって日本にもありますか? プロジェクトを提示して、それに対してみんなでお金を出し合うというサイトなのですが、そこでお金を集めることにしたそうです。
映画が無事完成して公開されることになったら、寄付してくれた人全員に、誰よりも早くダウンロード可の映像を送ってくれるそう。
さらに値段によって色々と特典が付きます。例えば、10ドルだとプロデューサーとして名前をクレジットしてくれる、とか。500ドルだと、監督がダンスパーティを開いてくれるそうです! 日本の場合は来てくれるんでしょうか(笑)?
1ドルから寄付できます。興味のある人はこちらです。
http://www.kickstarter.com/projects/grandchildren/the-internet-0
それにしてもペックノールド兄弟ふたりとも才能があります。