現在発売中のJAPANに、KANA-BOON谷口鮪へのアルバム『Origin』インタヴューを掲載しています。
このアルバム、本当に傑作で、何が傑作って、KANA-BOONがバンドとしてもう一度生まれ直しているような力強さと意思の強さが宿っているところ。
デビューして以降、目まぐるしく走り続けてくる中で、鮪の中には澱のように不安や危機感が積もっていった。あんなに楽しかった音楽を楽しめていない自分に気づき、このままじゃ前に進めなくなる、そんな不安と危機感だ。
もちろん、それは彼がバンドを続けてたくさんのものを手にして、大きな責任を背負うようになっていったからでもあるが、それと引き換えに自分は何かを失くしてしまったのではないかという思いが、彼の中で日に日に大きくなっていった。
だから、彼はメンバーとじっくり話をして、もう一度KANA-BOONとして4人でスタートラインに立とうと言った。そうしてできたのがこの『Origin』というアルバムだ。
ここには、自分たちがどうしてバンドをやるのか、どうして音楽を鳴らすのか、その衝動と感動がはっきりと記録されている。ここから再びKANA-BOONは走り出す。
そんなストーリーを、鮪はじっくりと語ってくれた。
次号、2/29発売号はKANA-BOON初の表紙巻頭。その前に、このインタヴューをぜひ読んでおいてほしい。
それにしても、撮影場所として伺ったラーメン屋さんのラーメン、本当にうまそうだった。それを本当にうまそうに食っている鮪に、敵意すら覚えた。きいーっ!
どんだけうまそうな顔かは、誌面を見てください。