その一風変わったバンド名と、火花が散るようなテンションで暴走するライブパフォーマンス、
そして去年出したシングル“いぎありわっしょい”↓
“いぎありわっしょい”から1年をかけて作り上げた1stフルアルバム『グッドバイ』はまさにそんなひかさの本当の姿をまっすぐ伝えるアルバム。ここには、フロントマン但野正和の孤独も哀しみも愛も怒りも、すべてがあからさまにある。
ガチャガチャしたメロディに笑いながら拳を突き上げた次の瞬間、不意に訪れるセンチメンタルな歌詞に泣く。安定とは無縁の震える感情が、「グッドバイ」の名のもと無造作に放り出されていく。ロックンロール対世界、その使い古された図式を鮮やかに甦らせる1枚。こういうのがあるから、まだまだロックンロールは死ねないのだ。
3月30日発売のROCKIN'ON JAPANに但野へのインタヴューを掲載します。下北沢のカフェで語り合いました。