いや、もう充分かっこいいよ。でももっとかっこよくなってくれよ。
列伝ファイナリスト夜の本気ダンスを迎えてのツレ伝ツアーファイナル、断言しますが、忘れらんねえよの史上ベストライヴを観ました。
その歌で、その言葉で、その生き様で、柴田はロックバンドの何たるかを体現していた。それはすなわち、クソみたいなことがたくさんあっても、もう死にたくなるような時があっても、涙と汗と鼻水まみれになりながら何とか生きている、そのこと自体を全力で肯定し賛美すること。
自虐と情けなさばかりの歌を歌っていたあの頃も、確かな手応えとともに目の前のあなたに届けるメッセージをまっすぐ歌うようになった今も、忘れらんねえよはそんなロックバンドのすごさを信じ続けてきた。その結果が今日のあの光景だ。最初っから最後まで、フロア中から歌声が聞こえていた。
忘れらんねえよ、即完のツレ伝ファイナル! 柴田は叫んだ「かっこいいバンドになる」!
2016.03.27 22:37