昨日、ENTER SHIKARIを観た
2014.12.11 13:57
昨日、代官山UNITでエンター・シカリのライヴを観てきた。
ここ数年、エレクトロニックなサウンドを取り入れたヘヴィ・バンドは国内外で少なくないが、そのムーヴメントのハシリだっていう、威厳とプライドに満ちたパフォーマンスだったのは言うまでもないだろう。
しかし、それより印象的だったのは、彼らのサウンドに対するこだわり。
多くのラウド系バンド、特にアメリカ産は、ギターとドラムによるとてつもない音圧でグイグイ押していくという感じだが、彼らの場合はエレクトロニックゆずりのサウンドスケープとリズムが作り上げる独特なアトモスフィアをなによりも大切にしていて、それがパフォーマンスに顕著に出ていたのが面白かった。
そういう意味では、エレクトロニカの歴史が深い、イギリス出身のポスト・ハードコアならではのライヴ。
まさにライヴハウスというよりクラブに近いUNITにピッタシだった。
本編ラストに続き、アンコールにもCrossfaithのKenが登場し、会場のヴォルテージもマックスに。
うん、めちゃくちゃ勢いあります、このムーヴメント。(内田亮)