現在発売中のロッキング・オン8月号では、ジャーニー:ニール・ショーンのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「人っていうのは負け犬を応援したいんだ。特に評論家たちはね。
必死でもがいて頑張っている姿は好きだが、成功して人気が出た瞬間、“魂を売った”と言う」
●4月末に終了したTOTOとのツアーはいかがでしたか?
「大成功に終わったよ。2バンドとも今、乗りに乗っているというか、相手がいい演奏をすれば、こちらも最高レベルに引き上げられる。スティーヴ・ルカサーとは古い友人でもあるしね。彼と前回一緒にやったのは、他でもない日本でのジェフ・ベック(テリー・ボジオ、トニー・ハイマス)とのスタジアムツアーで、僕はバッド・イングリッシュ、スティーヴはソロのバンドで参加していた。あの時はジェフたちと一緒に“ゴーイング・ダウン”をやったんだ。何年も前の話(1989年)だよ。今回は、元々はビリー・アイドルとのツアーになる予定だったんだが、開始1週間前にエージェントから「ビリーが入院する」と告げられ、代わりの共演相手を考えた時に最初に思い浮かんだのがスティーヴだった。TOTOとジャーニーなら最高の組み合わせになると思ったんだ。実のところTOTOはアメリカではイマイチ売れてないんで、当初エージェントは乗り気じゃなかったんだが、『俺を信じてくれ。音楽のことならわかってる。お互いのファンは喜ぶはずだ』と押し切ったよ。実際その通りになり、どこも完売の大盛況だった。TOTOとジャーニーの組み合わせにはマジカルな何かがあるから、今度は東京でも一緒にやろうじゃないかと話してたりもするんだ。今回のツアーが本当に楽しかったから、まだこれを終わらせたくないんだよ」
●この夏にはデフ・レパードとの北米スタジアムツアーも控えています。あなたにとって「一緒にツアーすることで良い相乗効果が得られるバンド」の条件というと?
「なんと言っても、人間的に気が合う連中かどうかだな。音楽的な相性も大事だし、そこはファンを第一に考える。デフ・レパードとは2018年にも_緒にツアーをしてきて、どちらにとっても過去最大の成功を収めるソールドアウトツアーとなった。また彼らとやるのを楽しみにしているよ。さっきも言ったように、今のジャーニーは乗りに乗っていて、勢いは増す一方なんだ。俺たちはこうして歳をとり続けているのに、ファンはどんどん若返っている(笑)。バンドにも感謝してるよ。特にアーネルにはね。彼が歌うようになって17年になるが、決して楽な仕事じゃないからね」
(以下、本誌記事へ続く)
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