レディー・ガガ、ライブレポート in COACHELLA――2026 JAPAN TOUR東西ドーム5公演では、何が起きる?


現在発売中のロッキング・オン9月号では、レディー・ガガのコーチェラライブレポートを元に、ライター:粉川しのがつっこみや補足を入れつつ、ガガのステージをさらに深く掘り下げます。

以下、本記事の冒頭部分より。




粉川――“ポーカー・フェイス”の演出がまるで「3Dチェス」だった、というのは言い得て妙。でも、伝説級の名演となったレディー・ガガのコーチェラにおいて、巨大なチェス盤が出現するなんてまだまだ序の口で、『オペラ座の怪人』と『メトロポリス』と『不思議の国のアリス』が魔合体したかのようなそのコンセプトステージは、2020年代のポップミュ—ジックの範疇において最も過剰でラディカルな創造物だったと言っていい。何しろオープニングからして凄まじくて、巨大な灯籠のようなガガのスカートが開帳すると、中は鳥籠のようになっており、沢山のダンサーが躍り出てくる……と書いても実際に観ていないとイメージできないかもしれない。来日公演で恐らく見られるはずなので、想像を膨らませておいて欲しい。実物は想像より3倍くらいブッ飛んだものになるだろうけれど。

(以下、本誌記事へ続く)



レディー・ガガの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』9月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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