本誌でも、このブログでも(http://ro69.jp/blog/rockinon/80500)、これまでワーワー騒いできたわけだが、ホントにこの作品はとてつもない。
前にも書いたが、よりディープで濃厚なアプローチしているにもかかわらず前作より開けたポップスを聴かせてくれるのが、この作品のキモ。
だから、とにかく何度繰り返し聴いても飽きないのだ。
個人的に、今年、もっとも聴いてるアルバムだし、R&Bの解体という意味では、ダブステップ云々というよりかは、去年のフランク・オーシャン、ケンドリック・ラマーらの作品に近いものを感じる。
実際にアメリカで大ブレイクする予感もするし。
そういう意味でも、間違いなく、2013年を象徴する1枚となるだろう、このアルバムはマジで聴かなきゃ損する。
“レトログレード”
“デジタル・ライオン”
“ヴォワヤー”
あわせて、5月号に掲載されているインタヴューもどうぞ。(内田亮)