毎年、さまざまな装飾を作ってきたこのトンネル。
今回は、バルーンと光の演出を組み合わせた幻想的なトンネルに挑みました。
3本のトンネル内に取り付けられたバルーンの数はなんと2,500個！
その全てを現場で、手作業で膨らませたのですが、膨らませるだけで1日がかりの作業になりました……。
この装飾を企画した際、トンネルを通る人がバルーンに手を伸ばして割れたり、外れたりしまうのではないかという懸念がありました。さまざまなサンプルの中から実際にバルーンを膨らまして検証を重ねたどり着いたのが、「デコバルーン」という雨風にも耐えられる割れないバルーンでした。
バルーンが外れないように、丈夫な糸を蜘蛛の巣のように張り巡らせていき、そこにみっしりとバルーンを取り付けていくことにしました。
光の演出にも力を入れました。バルーンそのものは白いですが、そこにLEDライトでさまざまな色の光を当て、カラフルなバルーントンネルが完成。
トンネルを通るたびにいつでも幻想的な空間を楽しめるように、1秒単位で光の変化を入れていきました。
取り付けた2,500個のうち、手を伸ばしたりして落ちたバルーンはほんのわずか。
初の試みでしたが、装飾スタッフのイマジネーションと技術が光るトンネルになったと思います！
（根本大輔）
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