昨日のブログにもにも書いたが、ロッキング・オン最新号の中村明美によるインタビューが素晴らしい。その中で、彼女が自らの痛みや傷、プライベートな事象まで作品で曝すことについて、かなり突っ込んだ質問をしている。それに対しメアリー・J・ブライジは、作品でそうしたことを曝すのは一種のセラピーだと答えている。それだけでも十分な答えだと思うが、中村明美はまだ突っ込み、そうした行為は苦痛にならないか?とさらに質問する。それに対する彼女の答えは「私は、仕事柄すでに世間に曝されているわけだから、それなら、人を助けられることを曝すべきなんじゃないかしらと思うの。自分の痛みを、栄光を、自分の善も悪も曝け出して、その他の人達がそこから抜け出す助けをしてあげるべきなんじゃないかしらってね。」というものだ。
今夜23時からワールド・ロック・ナウで、この作品をしっかり紹介したい。