サム・スミスを観る

サム・スミスを観る

巣鴨の古い映画館を改造したキャパ500人くらいの、かなりファンキーなライブハウスでのショーケース・ライブ。
本当に、あのサム・スミスがこのステージに出てくるのだろうか、と出てくるまで現実感がなかった。
クリス・ハートが出て来て「ステイ・ウィズ・ミー」を歌って終わりなんてことないよな、とかくだらないことまで考えていた。
チェロ、ギター、キーボードというシンプルなバックで、圧倒的な歌の力を堪能させる凄いステージだった。
強いメロディー、誰にでも共有出来る分かりやすい歌詞、それを表現する歌の力、まさにポップ・ソングの基本を体現したステージだった。
ディランの最新作についてのときも書いたが、ポップ・ソングの深さや大きさを支えるのは、誰にでも理解出来るという普遍性なのだ、それを強く感じることができるパフォーマンスだった。
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