それは僕にとってとても新鮮で刺激的な体験だった。その中でも中村哲さんとの出会いは素晴らしいものだった。
中村さんと出会えただけでもサイトを作った意味があったと僕は思っている。
アフガニスタンで長年に渡って医療、援助活動をされているお医者さんだ。
医療活動をするなかで、よりアフガニスタンの現地の人達の健康を実現するなら水利事業が必要と考え、灌漑井戸事業まで実践されている方だ。
まさに戦争地域で、銃弾の飛び交う現実のなかで活動されている方だ。
その中村さんから見ると現在の安倍政権の動きは、戦争の現実を知らない政治家の、とても空想的な外交でしかない。
最新のサイトでは、戦後70年に日本を再検証する特集を組んでいる。
その中で中村さんは、戦後の日本の軍隊を持たない平和外交は空想的なものではなく、現実的な理想主義として世界に届いていたと語っている。とても示唆に富んだ言葉で、この特集の核となるテキストになった。明日、サイトでは発売される。是非、チェックしていただきたい。