今夜のローリン・ヒルのステージはいつも以上に濃くてディープだった

今夜のローリン・ヒルのステージはいつも以上に濃くてディープだった
前回の来日ステージではハンドが演奏を始めてもローリン・ヒルはなかなか登場せず、お馴染みのローリン・ペースのパフォーマンスだったが、今回はDJが1時間近く回してからの登場。このDJもプレイ中にステージから頻繁に消えたりしてやはりローリン・ペース(笑)
でも歌い始めてからは、その洪水のようなパワーがステージから溢れ出て、僕たちが呑み込まれてしまうのもいつものローリン・ペース。
ただ今回は少し違っていた。凄く段取りがちゃんとしているのだ(笑)いつものなし崩し感がない。
凄くタイトでスピーディーなショーになっていた。その分エネルギーの密度が濃く、素晴らしいパフォーマンスだった。
僕は勝手に「キリング・ミー・ソフトリー測定」というのをやっていて、ステージ毎に測定している。
つまりほとんどのライブで演奏されるこの曲が、どのようなモードで歌われるかで、彼女の状態を測定するのだ。
今回は、これまで聞いたことのないようなポジティブで攻撃的な「キリング・ミー・ソフトリー」だった。凄いステージだった。
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