全てが破格。立っている場所が違い過ぎる。
広いステージに彼だけが1人立つ。バンドはいるが横のテントに収納されている。セットは何もなく、何だか能舞台のよう。そこで圧倒的な存在感を放つケンドリック・ラマーが凄まじいパフォーマンスを展開する。
ステージに何も無いことがケンドリック・ラマーの存在感をより際立たせる。
照明もこれまでに見たことのない演出で、画期的。
映像が大きな役割を果たすのだが、これも従来のステージ演出映像とは違う。説明的な要素がなく、まるで映像が演奏しているよう。
こうしたものが一体化し、これまでに観たことのないライブ・パフォーマンスが展開される。
圧倒されながら、でも画期的なライブ体験に興奮しながら、一体、これは何なんだ、とずっと思っていた。
フジロックでケンドリック・ラマーを観る。凄すぎた…
2018.07.29 00:37