ガーデンシアターでビョークの「コーニュコピア」を見る。というか体験する。今夜の僕たちは観客というより、彼女の偉大な挑戦と勝利の目撃者だった。新しい表現の巨大な扉が開く瞬間に立ち会えた興奮が止まらない。

ガーデンシアターでビョークの「コーニュコピア」を見る。というか体験する。今夜の僕たちは観客というより、彼女の偉大な挑戦と勝利の目撃者だった。新しい表現の巨大な扉が開く瞬間に立ち会えた興奮が止まらない。
オーケストラルも素晴らしかったが、今夜の「コーニュコピア」は全く違うライブ体験だった。
2019年にニューヨークで初演され絶賛された作品で、映像作家やステージ・デザイナーとの共同作業から生まれた舞台だ。
まだ公演が残っているのでネタバレできないが、本当にライブの表現領域を広げる画期的な作品だと思う。
解説を読んでいると、難しそうでアート指向が強い印象を持ってしまうが、実際は光と音のエンターテイメント・スペクタル。時間はあっという間に過ぎてしまう。
公演を実行したスマッシュも偉いけど、二回公演とも売り切れにした日本のビョーク・ファンが偉い。金額とキャパを見て、売り切れないのではと心配した僕は駄目。
写真は開演前の幕が降りたステージ。これを見ただけで、その後のライブのクオリティが予感できる。
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