2009年、この1枚その3 2010.01.08 00:26 渋谷陽一の「社長はつらいよ」 いわゆる今どきのブルックリン派で、どこのベスト・アルバムにも入っている作品なので、少しためらいがあったけど、いいものはいいので取り上げた。前にも書いたけど、こうしたバンドの台頭は声とハーモニーの復権といえる。そんな事、聞けば誰でも分かると言われればそれまでだが、多くバンドがライブの積み重ねによって人気を上げて来たのは、必然だと思う。肉声の復権、コーラス・ハーモニーの復権、それを強く感じた2009年だった。ダーティー・プロジェクターズ「ビッテ・オルカ」