KREVAの音楽劇「最高はひとつじゃない」を観て、強く思ったこと

KREVAの音楽劇「最高はひとつじゃない」を観て、強く思ったこと

公演中はネタばれになるので書けなかった事を書きたい。
クレバはほとんど出ずつぱりと言っていいほどだった。特に休憩を挟んでの後半は、演技し歌い、凄いことになっていた。
観た人は例外なく彼のこの音楽劇にかける思い大きさ熱さを強く感じだと思う。
僕が一番心を動かされたのは、この試みの持つ志しの高さだ。
自分の音楽のメッセージをより明確に、立体的に伝えるにはどのような形があるのか、そしてそれを今までにない表現スタイルとしてどのように作り上げていくのか、そんな冒険に挑むクレバの志しの高さは素晴らしい。
終演後の挨拶でクレバ自身が言っていたように、まだまだ足りない所はたくさんある音楽劇かもしれない、しかし全くブレないまま高みに向かって走ろうとする彼の意志は、そうした足りない所を補って余りあるエネルギーをステージ与えていた。
メッセージはまさにタイトル通り「最高はひとつじゃない」という事。青臭いメッセージを、全く照れることなく青臭く表現した真っ直ぐさ、それが痛快だった。
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