YMOとNONUKES2012

YMOとNONUKES2012

ユーストに坂本さんと出た時、2人で話したように、このフェスは今年の1月7日にNYの坂本さんから僕のところにかかって来た電話が始まりだった。
脱原発をテーマとするフェスをやりたいので、手伝って欲しいという内容の電話だった。僕も同じ事を考えていたので、ちょっと驚いた。ただ僕の考えていたものより坂本さんが目指しているものは規模が格段に大きかった。正直、僕にはその規模の脱原発フェスを成功させる自信がなかった。
そこで、やるなら2日ともYMOには出演して欲しいとお願いした。
YMOがそうした過剰な事を避けて来た事は十分知っているが、集客とフェスのイメージを考えると、どうしても2日間の出演が必要だと思ったのだ。すぐにOKの返事が来た。細野さん、幸宏さん、坂本さんの強い決意を感じた。
そこから怒涛の日々が始まった。
普通なら1年かけて現実化するものを半年で作り上げてしまった。
それを引っ張ったのが坂本さんの脱原発への強い決意と、人としてのエネルギー、カリスマ性だった。
僕たちはそれについて行くのが精一杯だった。
2日間とも素晴らしいフェスになった。
エンターテイメントとしての質の高さ、メッセージの強さ、その両方を実現するのが一番のテーマだったが、高いレベルで達成出来た手応えがある。
ここから、いろいろな形でのNONUKESが、いろいろな人達の手によって作られていくと素晴らしいと思う。
たくさんの参加ありがとうございました。
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