時代の寵児、でも音楽シーンにおける完全なる異端児、ダンス・ステージでスタート。
これ、DJなのかな。ライブなのかな。機材はDJっぽいけど、かかっているのは自分の作品っぽい音。
というか、この人の場合、DJの時も、いろんな人のいろんな曲をかける、という感じじゃなくて、己のカラーの音で埋め尽くす感じです。
にしても、この人の音の密度って、ちょっと強迫神経症みたいな、マッドな感じがある。と思いません?
例えば私の場合、彼の音大好きなのに、朝の通勤時は聴く気になれないのは、そのへんに理由があると、踏んでいます。
ただ逆に、今この時間に、こういうところで聴くと、どうにかなりそうなくらい気持ちいいです。
(兵庫慎司)