昼前のソニックに登場したのはシカゴのティーンエイジ・ドリーム、あるいは哀しい夢精(わお。)、Smith Westerns。
思った通りの押しの弱いサウンド、てか、ドラムがタンバリン程度の音圧て。へなちょこっぷりもはなはだしい。
フロント君のいけてないストレートロングヘアーが象徴的なように(でも可愛いけどね)、このコたちはサバイバル大国アメリカのドロップアウターたちだ。というか、アーケイド・ファイアを聴いてもベッドから起き上がれないほどの少年たちだ。
だけど、もちろんロックはこんなコたちのためにある。でなけりゃ、哀しすぎる。
四十も折り返し地点にきたオジサンですが、朝からこの甘酸っぱいメロディに号泣ですだ。(宮嵜広司)