ミスチルの22年振りのホール・ツアー、2日目を観た!


22年振りのホール・ツアーということで、「なぜホール?」「なぜ今?」「なぜ地方?」といろいろ考えながら行ったのだが、
観た感想は「このツアーは最高」の一言だ。
ホールのミスチル、最高。
当たり前だが、アリーナ・ツアーともスタジアム・ツアーともドーム・ツアーとも違う、
そして最近やったライブハウスでの対バン・ライブともまた違う、
ミスチルの音楽の人肌の暖かさが伝わるような特別なツアーだ。
『今のミスチルの「音楽との接し方」がそのまま伝わるようなツアー』、という言い方もできるかもしれない。


お客さんには座ってもらい、セットリストもホール向けで(ネタバレになるから書けないが)、そして演奏は全て生音。
アリーナやドームでの、シーケンスやサンプリングの音に合わせながらのキメキメのライブとくらべると、ホールで全て生音というのは大胆な変更だと思う。
でもやっぱり明らかにステージの上にいるメンバー全員が自由に躍動的にオーガニックに音楽と戯れていたと思う。
曲も活き活きと鳴っていたと思う。


Mステに出た時にB’zの稲葉浩志にホール・ツアーを勧められた話や、レンタサイクルを借りて岐阜の町を見て回った話など、MCも自由で楽しそうだった。


アルバム『Reflection』以降のミスチルは、どんどん自由に、活き活きと、そして自然体になっていっていると思う。
このホール・ツアーは、そんなミスチルそのものだ。
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