とは言ってもツアー「メリエンダ」の本編の東京はO-EASTだったから、キャパが倍になってる。
ファンの熱量はどんどん上がっているのだ。
去年のアルバム『文化』から自作曲を歌うようになった、という経歴が信じられないぐらい、とにかく曲の良さが若手アーティストの中でずば抜けている。
歌詞とメロディーとビートのフィット感、その動きの滑らかさの裏にあるネガな棘、それが気持ちいい。
そして、眠そうでフェミニンな声に乗せて、強いメッセージを届けるそのアンビバレントなヴォーカルのキャラクターもかなり魅力的だ。
今年、立て続けに公開された「トーキョーゲットー」、「アウトサイダー」は、アルバム『文化』で自己確認を終えたEveが放つ、時代を変える意志を表明した2曲だった。
「僕らまだアンダーグラウンド」という新曲がどうやらそのメッセージの決定打になる予感。
そしてそれに続くニューアルバムのリリースが発表された。
アルバム『おとぎ』、2019年2月6日発売。
ロッキング・オン・ジャパンで、しっかりと展開していこうと思っています。
期待しててください。(山崎洋一郎)