KREVAの国際フォーラム公演を観て感じたこと

KREVAの国際フォーラム公演を観て感じたこと

いつもの熊井吾郎、プラス、バンドによる編成だ。
当然、アレンジもグルーヴ感も音圧・音域も違う。
一言で言うと、肉体的で熱い演奏だ。
KREVAのラップと歌も、いつもより熱く、ロック・シンガーみたいな瞬間が多かった。

サウンドだけではなく、MCも含めて今回は熱くストレートだ。
いつもどおりツンデレだけど暖かい、人を突き放すようで隣にすっと近づいてくるようなキャラはそのままだが、
明らかにこれまでより一歩踏み込んだコミュニケーションを目指していた。
エンタテインメントとメッセージのバランスにおいて天才的なKREVAが、今回はそれ以上に踏み込んだ「深い、確かなコミュニケーション」を目指していたと思う。
盛り上がるためのパフォーマンスではなく、一対一でガチで深く対話するような言葉とパフォーマンスだった。
そしてそれは間違いなく全員に伝わり、手応えを残したと思う。
ほんとに、ほんとに素晴らしいパフォーマンスだった。
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