チェスター・ベニントンが、リンキン・パーク以前に活動していたバンド、グレイ・デイズ。
再結成を発表した矢先に他界してしまったチェスターの遺志を継ぎ、ショーン・ダウデル(Dr)が中心となって、2020年にアルバム『アメンズ』をリリースしたのだが、まさか、さらなる新作が届けられるとは夢にも思わなかった!
そんな奇跡の新作『ザ・フェニックス』には、デイヴ・ナヴァロや、チェスターの娘であるリリーとライラも参加。チェスターのルーツと才能、そしてエネルギーを2022年のものにアップデートした、ヘヴィ級の仕上がりになっている。
ロッキング・オン7月号には、ショーンのインタビューを掲載。誌面ではカットしたものの、アルバムのオープニング“サチュレイション(ストレンジ・ラヴ)”の冒頭に関して、ショーンは「あれはライブを録音したもので、確か1996年か1997年のもの。チェスターが『俺はキングだ』と言ってるんだけど、彼は実際その後の20年間ロックミュージックのキングだった。そう思うとかなり核心を突いてるよね」と明かしてくれた。
ほかにも、沢山の秘話がちりばめられているので、ぜひ楽しみにしていてほしい。(高橋美穂)
グレイ・デイズのインタビューは6月7日(火)発売のロッキング・オン7月号に掲載します