パルプ、ウィーザー、プライマル・スクリーム、デス・キャブ・フォー・キューティーetc.、豪華アーティストが揃い踏みした洋楽特化型フェスとして産声を上げ、記念すべき初開催が大成功のうちに幕を閉じたrockin’on sonicから早1ヶ月。あの2日間の記憶を未だに思い返しては、しみじみ感動を噛み締めているのは私だけではないはず。
おそらく、私たち観客だけでもないだろう。どのアクトのどのステージにも、ロイヤルなファンがぎっしり詰めかけた熱気とレスポンスの良さは、間違いなくステージ上の彼らにも伝わったはずで、現場で取材していて気づいたのは、とにかくどのアーティストもみんな楽しそうだったということだ。舞台裏では家族同伴でロキソニ後の日本でのホリデーを楽しむ気満々のアーティストや、ジャーヴィス・コッカーとボビー・ギレスピーが和気藹々とダベっている、なんて風景も。新年早々の晴れやかな気分や、正月の日本という非日常も加えて、彼らにもとって忘れられないフェスになったはずだ。
ロッキング・オン最新号では、そんなrockin’on sonicの大特集をお届けします。全アクトのライブレポートに加え、出演アーティストへのコメントインタビューも満載。最高のアーティストと最高のオーディエンスの相乗効果で生まれた最高の場所、音楽への愛とリスペクトに溢れたロキソニの2日間を、ぜひ追体験してください!(粉川しの)
rockin'on sonicの記事が掲載されるロッキング・オン3月号