バトルスのガチンコなライヴが浮かぶ剛毅なトラック(M1、M6)も健在ながら、彼らにしてはシンプルで聴かせるM4、M5、M12といった楽曲で光る「引き」の美しさこそ大きな成長だろう。多彩なアイデアとスタイル、音数を混交するデジタル時代を反映したマキシマム主義と高度な機能性はこのバンドの強い個性とはいえ、ノンストップな刺激は感覚を麻痺させもする。反射神経ではなく、耳と心にアピールするアルバムが作れることを証明した1枚だ。(坂本麻里子)
マッチョ一辺倒ではない
バトルス『ラ・ディ・ダ・ディ』
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ALBUM
バトルスのガチンコなライヴが浮かぶ剛毅なトラック(M1、M6)も健在ながら、彼らにしてはシンプルで聴かせるM4、M5、M12といった楽曲で光る「引き」の美しさこそ大きな成長だろう。多彩なアイデアとスタイル、音数を混交するデジタル時代を反映したマキシマム主義と高度な機能性はこのバンドの強い個性とはいえ、ノンストップな刺激は感覚を麻痺させもする。反射神経ではなく、耳と心にアピールするアルバムが作れることを証明した1枚だ。(坂本麻里子)